これがもしレコードだったら文字通り「すり減るぐらい」聴いたかもしれない。
先日のライブで水野修平さんがエンディングのメンバー紹介にRelaxin’ At Camarilloを使ってたので改めて聴いてみた。
イントロ部分のトミフラのピアノとElvin Jonesのブラシワークがとてもかっこいい。 実はこの曲自体はバードの作らしいのだが、私はどうもトミフラの印象が強すぎる。
しかし3曲目Eclypsoはこれこそ彼をおいて他に演奏してはいけないというほどのオリジナリティを感じさせる。 まるでロリンズにおけるサキコロのSt. Thomasのように。 (ちなみにここでピアノを弾いているのはフラナガンなのだが)
ジャケットを見る限りとても20代には見えないのだが(笑)、とても若さあふれるアグレッシブな演奏が堪能できる名盤だ。