Costelloといえばかつて一人でコンサートに行ったこともあるほど大ファンなわりに所有しているアルバムはこの一枚だけなことに今更気づいたりする。
初めてCostelloを聞いたのは渋谷陽一さんのサウンド・ストリートでのオンエアでその曲こそ9曲目のNew Amsterdamだった(ついでにこれがNew Yorkの別名であることもその時に知った)。
今でこそ彼はポップシンガーとして確固たる地位を築いており、またこのアルバムはモータウンなどのR&B回帰色が強いことで有名であるが、私にとって最初の印象は彼独特のくせのある声とやや不思議な曲調が耳に残ったことである。
怒涛のようにたたみかける全20曲のてんこ盛りアルバム。私にとって青春時代を思い出すフェイバリットアルバムの一つだ。